米マイクロソフトが先週発表した昨年10~12月期の決算は、売上高が214億5600万ドルで、1年前から3%増加し、四半期ベースで過去最高を更新した。一方純利益は63億7700万ドルで同4%の減益となった。
ウィンドウズ部門は実質11%の増収に
昨年10月26日に発売した新基本ソフト(OS)「ウィンドウズ8」が増収に寄与したものの、業務用ソフトのオフィスなどを手がける「ビジネス部門」と、ゲーム機などを手がける「エンターテインメント・デバイス部門」がそれぞれ2桁の減収となり、売上高全体の伸びを抑制した。
注目されていた「ウィンドウズ部門」の売上高は58億8100万ドルで、1年前から24%増。
これは一見好調と思えるが、ここには前の四半期に販売した新OSのアップグレードライセンスとパソコンメーカーへの先行販売分の繰延収入が含まれており、それを差し引いた実質売上高は同11%増にとどまる。
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