セキュリティアプリケーション開発のフィンランドF-Secureがまとめた報告書によると、2012年10―12月に見つかったモバイル端末を標的とするマルウエア(不正プログラム)の96%がAndroid OSを狙ったものだった。これに対しSymbian OSを狙ったものは4%と激減している。
同社によると、2012年通年で見つかったモバイル端末を標的とするマルウエアの新種は301件。Androidを狙ったものが年間平均で79%を占め、Symbianを狙ったものは19%。この後、iOSとJ2MEがそれぞれ0.7%、Windows MobileとBlackBerryがそれぞれ0.3%だった。このうちAndroid向けは2011年の66%からさらに上昇。これに対しSymbianを狙ったものは2011年の29%から2012年には19%に低下している。
3年前の2010年時点ではモバイル端末向けマルウエアの実に62%をSymbianが占め、Androidはわずか11%にすぎなかった。当時Symbianを擁するフィンランドNokiaはまだ世界最大の携帯電話メーカーの地位を保っていた。
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