今月上旬、台湾で開催された技術イベント「GTC台北」において、米エヌビディア(NVIDIA)と米マイクロソフトは新プロセッサー「RTX Spark」を搭載した新型パソコン「Surface Laptop Ultra」を発表した。データセンタ…
時価総額1兆ドルに達したメモリー大手、複数年契約への移行で価格の安定化図る エージェント型AIが招く供給逼迫と、顧客側が直面する投資回収の成否
主要半導体メモリー大手の時価総額が、相次いで1兆ドル(約160兆円)の大台に乗った。5月下旬、米マイクロン・テクノロジーや韓国SKハイニックスが、韓国サムスン電子に続き、それぞれこの節目を突破した。株価急騰から約3週間が経過した現在、投資…
米Amazon、アレクサに購買機能を統合 自律型のショッピングAIを本格展開 顧客との接点や高収益の広告枠を死守 主導権を巡る流通・テックの攻防戦
米アマゾン・ドット・コムは5月中旬、自社EC(電子商取引)の購買体験を再構築する新たな自律型AIショッピングアシスタント「Alexa for Shopping(アレクサ・フォー・ショッピング)」を発表した。従来の専用チャットボット「Ruf…
グーグル検索が創業来初の大刷新、「脱キーワード」とAIエージェント化が揺らすネット経済の岐路 メタ猛追で広告も対話型へ、購入・決済の自動代行で人間の思考負担はどう変わるか
米グーグルが検索窓の大幅な刷新とAI広告の統合を発表してから1カ月が経過した。キーワード入力から自然な対話への移行は、インターネットの情報収集とビジネスモデルのあり方を根本から揺るがしている。急速に進む「AIエージェント化」の意味と、それ…
AIの主戦場はCPUへ、自律型エージェント台頭で市場再編 台湾で半導体大手が語った次世代の演算展望 垂直統合で推論効率化・インフラ受注、供給網管理や電力抑制で優位競う
AIインフラの競争軸が、従来の学習用GPU(画像処理半導体)から、CPU(中央演算処理装置)を含むシステム全体へと拡大している。2026年5月下旬、米エヌビディア(NVIDIA)と米AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)の経営トップ…
AIエージェントが変えるデジタル生活の地平、グーグル「Spark」が示すクラウド駆動の自律化 常時稼働がもたらす利便性とインフラコスト戦、安全性と電力の課題も
米グーグルが2026年5月中旬の年次技術イベント「Google I/O 2026」で発表した「Gemini Spark(ジェミニ・スパーク)」は、AIの役割を情報支援から行動代行へと変える一歩になるといえそうだ。初期の熱狂や議論が一巡した…
AIインフラは「資本と半導体」の結合へ グーグル・ブラックストーン連合が250億ドルの共同事業で覇権狙う 独自開発の計算能力をCaaS展開、物理的な壁を保有データセンターで解消へ
2026年5月中旬、米グーグルと米投資大手ブラックストーンが発表した共同出資会社の設立は、AIインフラ市場の構造変化を決定づける動きとなった。発表から約3週間が経過した今、この提携の狙いは単なる設備投資を超え、独自半導体の「外販」と「物理…
アマゾン、実用主義でAI競争に復権 2000億ドル投資と独自チップが結実 過度な「ハイプ」排し実需を攻略、メタ採用や複数提携で地盤固める
米アマゾン・ドット・コムのクラウド部門であるアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)が、AI分野での劣勢を覆し、有力な競争相手として地盤を固めている。4月末に発表された2026年1~3月期決算では、AWSの売上高が前年同期比28%増と急加速し…
AI勢力図に構造変化、アンソロピックが首位浮上 評価額9600億ドル超でオープンAIを凌駕 法人・開発者需要が奏功、インフラ専有による垂直統合で差異化
AIスタートアップの勢力図に大きな構造変化が起きている。米アンソロピックは6月1日、新規株式公開(IPO)を申請したと発表した。5月の増資で評価額は9650億ドル(約154兆円)に達し、先行する米オープンAIを上回った。かつては追う立場だ…
米アマゾン「30分配送」全米拡大の全容、拠点再編と巨額AI投資で「即配」を生活インフラの新基準へ 「ワン・グロサリー」、自動化、透明な料金体系で挑む、小売市場の主導権争い
米アマゾン・ドット・コムが、超高速配送サービス「Amazon Now(アマゾン・ナウ)」を全米の主要数十都市へ拡大してから約3週間が経過した。この展開は、同社が年初から進めてきた物流網の再編と、巨額のAI投資を具体的なサービスとして結実さ…