米国通商代表部は5月13日、中国への制裁関税の第4弾として、約3000億ドル(約33兆円)分の同国製品に最大25%の関税を課す計画を公表し、その手続きに入ったことを明らかにした。これが発動すれば、同国からのほぼすべての輸入品が追加関税の対…
アーカイブ 5月 2019
アマゾン、宅配事業を始める従業員に最大1万ドル提供 物流業界で激化する人材獲得競争が背景に
米アマゾン・ドットコムは5月13日、宅配業務の起業を支援する取り組みを拡大すると発表した。新たに同社の米国従業員を対象に、最大1万ドル(約110万円)の事業立ち上げ資金を提供するとともに、給料の3カ月分に相当する資金援助を行う。事業立ち上…
グーグル、インド当局が競争法違反の本格調査を開始 欧州で問題視された商慣行を厳しくチェックか
インドの競争法当局が、同国における米グーグルの商慣行について、違反があったかどうかを見極めるため、本格的な調査に乗り出したと、米ウォールストリート・ジャーナルや英ロイター通信が報じている。インド競争委員会は、昨年(2018年)、グーグルの…
許されるのか? 巨人アマゾンが競合を妨害する実験とは
米アマゾン・ドットコムは、先ごろ、自社のショッピングアプリ内で、より低価格商品をポップアップ表示する実験を行った、と米ウォールストリート・ジャーナルが伝えている。これが、一時的にも競合商品の表示を妨害する行為だというから、驚きだ。例えば、…
Appleが挑むサブスク市場、後発に勝ち目はあるか
米Apple(アップル)は2019年3月25日、カリフォルニア州クパチーノ本社の「スティーブ・ジョブズ・シアター」で特別イベントを開催し、一連のデジタルコンテンツ配信サービスを発表した。映像ストリーミングサービス「Apple TV+」、雑…
グーグル、音楽サブスクで苦戦、利用者数伸び悩む 有料会員は、3位アマゾンの半数にとどまる
米グーグルが展開している音楽のサブスクリプション(定額課金)サービスは、ここのところ、新規利用者の獲得に苦戦しており、有料会員数の伸びが止まっていると、米ウォールストリート・ジャーナルや米ザ・バージなどの海外メディアが伝えている。グーグル…
グーグルの自動運転車、未来に一歩近づいたか? 自律走行タクシー、配車サービス大手と組んで営業規模を拡大へ
米グーグルのグループ会社「ウェイモ」は5月7日、配車サービスを手がける米リフト(Lyft)と、自動運転車を使ったタクシーサービスで連携すると発表した。今後数カ月間で、リフトの顧客が配車アプリを使って、ウェイモの自動運転車を呼べるようにする…
アマゾンの物流インフラは4年間で3倍に拡大した ついに国土の広い米国で「翌日便」の本格展開が可能に
米アマゾン・ドットコムは先の決算発表で、米国の「Prime」会員に、追加料金なしで提供している配送サービスを迅速化することを明らかにした。日本のPrime特典には、当日配達や翌日配達といった急ぎ便サービスがあるが、国土の広い米国では、注文…
アップル、2位の座をファーウェイに明け渡す スマホの世界出荷台数は6四半期連続で減少
米国の市場調査会社IDCが先ごろ公表したスマートフォン市場に関する調査レポートによると、今年1~3月(2019年)に世界で出荷されたスマートフォンの台数は3億1080万台で、1年前から6.6%減少した。スマートフォンの世界出荷台数は、これ…
進む、若年層のフェイスブック離れ 利用者数23.8億人誇るも、アメリカでは若者が大挙して去っていく
米フェイスブックは先の決算発表で、同社サービスの月間利用者数が、23億8000万人となり、1年前から8%増加したと、報告した。しかし、このほど米エジソン・リサーチが行った調査によると、フェイスブックの米国利用者数は減少が続いている。とりわ…