米アマゾン・ドット・コムはこのほど、レジ精算時に手のひら認証で支払いを済ませられるシステムを、米国内500店舗以上の傘下食品スーパー「ホールフーズ・マーケット」全店に導入すると明らかにした。同システムはすでに全米約200店のホールフーズ・…
アーカイブ 8月 2023
米が対中規制強化 AI・半導体への投資で大統領令 違反なら罰金、株式売却命令も
米政府は、国内の企業や個人による中国企業への投資を一部規制する新制度を導入する。8月9日にバイデン米大統領が「国家安全保障技術および製品への投資に対処するための大統領令」に署名した。この大統領令は、米財務長官に特定分野への投資を規制する権…
TSMCがドイツに新工場 欧州初 1.6兆円投資 背景に欧州の「半導体産業強化策」や「中国依存低減策」
半導体の受託生産で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は8月8日、同社として欧州初となる工場をドイツに建設すると明らかにした。ドイツ政府からの補助金を含めた総投資額は100億ユーロ(約1兆5700億円)を超える見込みだ。「ESMC(E…
Appleなどに打撃、インドがパソコン輸入を免許制に 「メーカーと消費者に悪影響を及ぼす恐れ」
インド政府はこのほど、ノートパソコンやタブレット端末などの電子機器の輸入を免許制にすると発表した。直ちに実施するとしており、米アップルや米HP、米デル・テクノロジーズ、韓国サムスン電子などが打撃を受けそうだ。米ウォール・ストリート・ジャー…
アマゾンとアップルの決算、明暗分かれる結果に 「停滞からの脱却」と「足踏み状態」
1社のテクノロジー大手が、成長停滞から脱却する一方で、もう1社は足踏み状態だと、米ウォール・ストリート・ジャーナルが報じている。これは米アマゾン・ドット・コムと米アップルのことである。同紙によれば、アマゾンとアップルは一見、共通点がないよ…
アマゾン、慎重姿勢から一転、事業拡大に意欲 非会員向け食料品宅配開始、オンライン診療を全米展開
米アマゾン・ドット・コムが米国の十数都市で、食料品の宅配サービス「Fresh」を拡大すると、米CNBCが報じている。同サービスは年139ドル(約2万円)の会員プログラム「Prime(プライム)」の特典の1つとして提供しているが、今後米国の…
メタ、SNSで動作のチャットボット、40億人に提供へ 9月にも発表か、FacebookやInstagram、Threadsの利用者に
FacebookなどのSNS(交流サイト)などを運営する米メタが、2023年9月にもAI(人工知能)を搭載したチャットボット(自動応答システム)を発表する準備を進めている。英フィナンシャル・タイムズやロイター通信が8月1日に報じたこれは、…
Amazonの物流改革、「当・翌日配達」4倍達成 実現可能にした「リージョナリゼーション」とは?
米アマゾン・ドット・コムが米国のEC(電子商取引)事業で、商品の配送速度を急加速させている。同社は長年にわたり、有料プログラム「Prime(プライム)」の米国会員向け特典として、「当日配達」と「翌日配達」を標準サービスにするという計画を進…
アップルがAIを多く語らない理由 声高に叫ぶGoogle・MS・Metaと対照的
7月第5週に、米グーグルの持ち株会社、米アルファベットや、米マイクロソフト、米メタが2023年4~6月期の決算を発表した。それぞれの決算説明会で各社の幹部は、昨今ブームとなっている生成AI(人工知能)分野への開発投資について語った。米CN…
メタとグーグルが増収達成、インターネット広告復調 両社ともに約1年半ぶり最終増益
米メタの2023年4~6月期決算は、売上高が前年同期比11%増の319億9900万ドル(約4兆4900億円)で、6四半期ぶりの2桁増収になった。22年(昨年)は景気減速の影響で、主力のインターネット広告事業が振るわなかった。22年は1~3…