アマゾン(Amazon.com)は8月、家庭用ロボット掃除機「ルンバ(Roomba)」を手がける米アイロボット(iRobot)を買収することで最終合意したと明らかにした。買収額は約17億ドル(約2400億円)で、アマゾンは全額をキャッシュで支払う。ルンバを生み出したコリン・アングル最高経営責任者(CEO)は買収手続き完了後、CEOに留任する。
累計販売台数は世界で4000万台突破も、業績低迷に苦しむアイロボット
アイロボットは米マサチューセッツ州ベッドフォードに本社を置く企業。アングル氏が、マサチューセッツ工科大学(MIT)の人工知能(AI)研究所の同僚らと共同で1990年に設立した。
同社がルンバの初代機を発売したのは2002年。それから20年後の22年2月には家庭用ロボットの累計販売台数が世界で4000万台を突破した。同社はルンバのほかにも、床拭きロボット「ブラーバ(Braava)」や、プログラミングロボット「ルート(Root)」なども手がけている。
本記事は、流通・小売業界 ニュースサイト「ダイヤモンド・チェーンストアオンライン」向けに弊社が執筆した記事「過去4番目の大型M&Aに! アマゾンはなぜ「ルンバ」を買収したのか?」の一部です。全文は、ダイヤモンド・チェーンストアオンラインのサイトにてお読みください。