米ブルームバーグ通信は2021年4月22日、米アマゾン(Amazon.com)が自動精算システム導入の大型スーパーマーケット(SM)を出店すると報じた。直営のレジなしコンビニエンスストア「アマゾン・ゴー(Amazon Go)」やレジなし小型スーパー「アマゾン・ゴー・グロサリー(Amazon Go Grocery)」と同様に、店内の天井と商品棚に設置した数百基のカメラやセンサーで顧客と商品の動きを捉える。スマートフォンの専用アプリを入り口ゲートでかざして入店した顧客が、買いたい物を棚から取って店から出ると精算が完了する。 「ジャスト・ウォーク・アウト(Just Walk Out)」と呼ぶこのシステムは、これまでは小規模店舗のみの導入で、大型店への導入は今回が初めてだ。
自動精算の大型スーパー出店へ
報道によると、アマゾンは米東部コネティカット州ブルックフィールドにSM「アマゾン・フレッシュ(Amazon Fresh)」の新店舗を建設中。同SMは 20年8月に米ロサンゼルス市内に初出店、レジ精算不要のショッピングカート「ダッシュカート(Dash Cart)」を導入した。その後店舗数を増やし、現在カリフォルニア州とイリノイ州で計12店舗を営業中だ。新店舗の面積は約3300平方メートルで、傘下の高質SM「ホールフーズ・マーケット」と同規模だという。
本記事は、流通・小売業界 ニュースサイト「ダイヤモンド・チェーンストアオンライン」向けに弊社が執筆した記事「米アマゾン、大型スーパーマーケットに初導入する「Amazon Go方式」の衝撃!」の一部です。全文は、ダイヤモンド・チェーンストアオンラインのサイトにてお読みください。