米Appleが先ごろ発表した2014年10~12月期の決算は、売上高、利益ともに過去最高を更新した。主力の「iPhone」の販売台数も過去最高を記録している。
10~12月期は、新モデル発売直後の四半期であることに加え、年末商戦があることからiPhoneの販売は毎年この時期に伸びる。このことからアナリストらはまた新たな記録が生まれると、ある程度の予想はしていた(関連記事:Appleの決算に注目集まる、「iPhone」の販売台数はいかに)。
だが、Appleが発表したその販売台数は7450万台。6700万台前後としていたアナリスト予想を大きく上回り、最も楽観的だとされた台湾KGI SecuritiesのMing-Chi Kuo氏の予想台数7150万台をも上回った。
この10~12月期の前年同期に比べたiPhoneの販売台数伸び率は46%となり、1年前の7%、2年前の29%を大きく上回った(図1)。iPhoneの販売台数は、故Steve Jobs前最高経営責任者(CEO)が死去した後の2011年10~12月期まで、100%前後の高い伸びで推移していたが、その後は鈍化していた。
本記事は、日経BP社の総合ITサイト「ITpro」向けに弊社が執筆した記事「予想を突き抜けた「iPhone」、空前の販売台数に驚きと懸念の声」の一部です。全文は、ITproのサイトにてお読みください。