米Appleが先頃発表した今年7~9月期の決算は、主力の「iPhone」が好調で7四半期連続の増収増益となった。同四半期におけるiPhoneの販売台数は4804万6000台となり、前年同期から22%増加。またiPhoneの売上高は322億900万ドルで、同36%増加した。
このうち、9月25日に販売開始したiPhoneの新モデル「6s」「6s Plus」は、発売後3日間の販売台数が1300万台を突破し、歴代iPhoneの記録を塗り替えた(写真)。ただし、この7~9月期の決算は9月26日を末日としていたため、これらの新型iPhoneの業績結果はわずか2日分しか反映されていない。初めて大型化した前モデルの「6」「6 Plus」は高価格ながらも中国などの市場で人気を博した。これにより今年は、新モデル発売前の7~9月でもiPhoneはよく売れた。これが今回の好決算の主な要因だった。
Appleによると、7~9月期業績の押し上げ要因となったのは、iPhoneのほか、4月に販売を開始した腕時計型端末「Apple Watch」の販路拡大、パソコン「Mac」の販売増。そしてインターネットサービスなどのサービス収入の伸びも寄与したという。
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