Facebook傘下のVR(virtual reality、仮想現実)企業Oculus VRは先ごろ、中国のスマートフォン大手Xiaomi(小米科技)と提携し、同国市場限定のVRヘッドセットを発売すると発表した。
中国で展開するのは「Mi VR Standalon」と呼ぶ製品。パソコンやスマートフォンなどの機器を利用することなく、単体でVRを体験できるスタンドアロン型のヘッドセットだ。今回の発表に先立つ2017年10月、Oculus VRは「Oculus Go」と呼ぶ、同じくスタンドアロン型ヘッドセットを市場投入すると発表している。同社は2018年初頭にも、米国など中国以外の市場で発売する予定だ。そして中国で展開するMi VR Standalonは、このOculus Goの技術を利用する。
この話題を伝えた米Wall Street Journalの記事によると、Mi VR StandalonはXiaomiが主体となって販売するが、製品にはOculus VRのロゴも付けられる。また、Oculus VRとXiaomiはOculus Goの生産でも協力関係にあることが、今回の発表で明らかになった。
本記事は、日経BP社の総合ITサイト「ITpro」向けに弊社が執筆した記事「Facebook、中国市場に再チャレンジも前途多難か?」の一部です。全文は、ITproのサイトにてお読みください。