先ごろ米IDCが公表した「スマートコネクテッドデバイス」市場に関する統計データによると、2012年の1年間に世界で出荷された機器の総出荷台数は12億110万台で、1年前から29.1%増加した。このスマートコネクテッドデバイスとは、IDCが定義するインターネット接続機器の総称で、パソコン、タブレット端末、スマートフォンを合わせた市場を指す。
2012年の総出荷台数の内訳を見ると、ノートパソコンが2億200万台、デスクトップパソコンは1億4840万台。タブレットが1億2830万台、そしてスマートフォンが7億2240万台。このうちタブレットの出荷台数は前年から78.4%増、スマートフォンも同46.1%増と高い水準で伸びているのだが、ノートパソコンは同3.4%減、デスクトップは同4.1%減といずれも前年割れ。年内にもタブレットがデスクトップやノートパソコンを上回ると見られており、今後、スマートコネクテッドデバイス市場は、スマートフォンとタブレットを中心に成長していくと予測されている(図1)。
本記事は、日経BP社の総合ITサイト「ITpro」向けに弊社が執筆した記事「活況呈すスマートデバイス市場、成長のカギを握る中国とインド」の一部です。全文は、ITproのサイトにてお読みください。