米グーグルは11日、スマートフォンなどのモバイル端末用カーナビアプリを手がけるイスラエルの「ウェイズ(Waze)」を買収したと発表した。ウェイズの買収については両社が交渉中で、近く合意しそうだと伝えられていたが、ついに最終合意に達し、正式発表になったというわけだ。
米ウォールストリート・ジャーナルによると取引金額は10億ドル以上。これはグーグルの15年の歴史で4番目に大きい買収。しかしこの金額はグーグルの時価総額の3%にも満たないため、同社は買収金額を開示する必要がないという。
ウェイズは、米アップルのアイフォーンやグーグルのモバイル基本ソフト(OS)「アンドロイド(Android)」向けのカーナビアプリを開発し、利用者に無料で提供している企業。
収益源はアプリに表示される広告。だが、同社の事業はまだ規模が小さく、米独禁当局が調査するまでには至らなかったとウォールストリート・ジャーナルは伝えている。
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