米マイクロソフトのスティーブ・バルマー最高経営責任者(CEO)が今後1年以内に退任すると発表されたことを受け、海外メディアがこぞってこのニュースを取り上げている。
とりわけ注目されているのが今後どのような人物が同氏の後継者になるのかという点なのだが、社内の各部門が大きな権限を持ち、影響力の大きいビル・ゲイツ会長やバルマーCEOが長年トップを務めてきたマイクロソフトのような会社では、後任選びは容易ではないと指摘されている。
ナンバー2が育たなかったバルマー体制
米ニューヨーク・タイムズによると、マイクロソフトでは過去十数年の間、次期CEO候補と目されてきた幹部が相次ぎ去った。
残された現在の幹部はバルマーCEOの強い個性に従うか、協調して仕事をするタイプ。このため同社ではナンバー2と言える人物が育っておらず、次期CEOが選びにくい状況にあるという。
アナリストらの間では、社外から次期CEOを探すのではないかとの観測も出ている。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「次期CEOはどんな人物がふさわしい? 難航が予想されるマイクロソフトの後継者選び」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。