米国の市場調査会社、eマーケターの推計によると、今年1年間の世界におけるモバイル広告への支出金額は、前年比89%増の166億5000万ドルになる見通しだ。
このうち米グーグルが53.17%の市場シェアを占めて首位を維持するが、これに次ぐのが米フェイスブックだという。
昨年5.35%だったフェイスブックの市場シェアは今年、そのほぼ3倍の15.80%に拡大するとeマーケターは見ている。
フェイスブックはここ最近株価が好調に推移している。その背景にはこうした市場予測のように、モバイル広告事業への期待が高まっていることがあると言われている。
株価は上場以来最高値、40ドルを突破
フェイスブックの株価は、昨年5月のIPO(新規株式公開)初日に38ドルの終値をつけたが、その後モバイル対応の遅れなどが懸念されて9月には半値以下の17ドル台まで下落した。
だが今年に入ると徐々に回復を見せ、7月24日の決算発表後に34ドル台に急騰、そのほぼ1カ月後の8月26日には上場以来最高値の42ドル近くまで上昇した。
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