市場調査会社の米IDCが公表した携帯電話市場の調査リポート(速報値)によると、昨年(2013年)1年間の世界におけるスマートフォンの出荷台数は10億420万台となり、初めて10億台の大台を突破した。
携帯電話の2台に1台以上がスマホに
IDCは昨年11月に出荷台数推計を公表し、その際2013年の出荷台数は10億1010万台になると予測していた。今回のリポートはこれを若干下回ったが、10億台超えは当たっていたというわけだ。
同社によると携帯電話の全出荷台数に占めるスマートフォンの比率は55.1%で、2012年の41.7%から大きく伸びている。
膨大な数の出荷台数と力強い伸びは、スマートフォンの人気が依然として高いことを示しているという。
2011年に4億9440万台だった年間出荷台数は、わずか2年で倍増。利用者の強い需要と、メーカーの事業戦略が市場に大きく影響を及ぼしたとIDCは指摘している。
サムスンの出荷台数、スマホ市場の記録を更新
別の調査会社である米ストラテジー・アナリティクスも昨年の世界スマートフォン市場に関するリポートを公表している。
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