長さが約16センチ、幅が約3センチと、小型の懐中電灯大の物体を商品パッケージのバーコードに向けたり、ハンドマイクのように持って商品名を話したりすると、その商品がネットショッピングの自分のショッピングカートに保存される――。
そんな端末を開発したと米アマゾン・コムが発表した。米国のメディアは魔法の杖のようだと報じている。
バーコードリーダーと音声認識機能を搭載
端末の名称は「アマゾン・ダッシュ(Amazon Dash)」。先端にはバーコードリーダーが組み込まれている。この部分から出る赤色光をバーコードに照射する、あるいは同じく先端部分にあるマイクに向かって話す。するとその情報が家庭の無線LANを介してアマゾンに送られる。
後は、アマゾンのウェブサイトや、モバイル用アプリケーションで自分のショッピングカートを確認し、購入手続きを済ませればよいという。
アマゾンはこれを、パンや牛乳、小麦粉やケチャップ、石鹸やトイレットペーパーといった日用品を購入する、同社サービスを頻繁に利用する顧客に提供しようと考えている。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾンが“魔法の杖”を開発? 商品バーコードをスキャンして注文できるスティック型端末」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。