米フェイスブックが4月23日に発表した1~3月期の決算は広告事業が好調で、売上高、純利益ともに大幅に増加した。
広告収入82%増、モバイルの比率が59%に
売上高は、1年前から71.6%増の25億200万ドル。純利益は同2.9倍の6億4200万ドル。また特別項目を除いた場合の純利益は8億8500万ドル、1株当たり利益は0.34ドルで、売上高とともに市場の予測を上回った。
売上高の内訳は、「ネット広告」が22億6500万ドル、ソーシャルゲームのアプリ課金手数料などの「ペイメント」が2億3700万ドル。
収益の柱となっているネット広告は、1年前から82%増加した。またネット広告全体に占めるモバイル向け広告の比率は約59%になった。この比率は、1年前の約30%、前の四半期の約53%から拡大している。
ちょうど1年前、同社はモバイルへの対応の遅れが指摘されていた。利用者の大半がパソコンからスマートフォンやタブレット端末に移行する中、同社のモバイル向け広告は伸び悩み、その成長性が疑問視されていた。
だが、そうした問題はすっかり解消したようだ。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「フェイスブックの1~3月期、売上高が7割増 モバイル端末の利用者数が10億人の大台突破」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。