米ストラテジー・アナリティクスが公表した最新のリポートによると、今年1~3月期における携帯電話の世界出荷台数は4億790万台となり、1年前の3億7270万台から9%増えた。
この9%という伸び率は2011年以降最も高い水準。世界の携帯電話市場は、アジアやアフリカなどの4G、3G通信対応端末の需要増に支えられたという。
ノキアの出荷台数、落ち込み激しく、前年比24%減
1~3月期のメーカー別出荷台数を見ると、韓国サムスン電子が1億1300万台で首位を維持した。フィンランド・ノキアが4700万台でこれに次ぎ、このあと、米アップルの4370万台、韓国LGエレクトロニクスの1640万台、中国ファーウェイ(華為技術)の1420万台と続いた。
このうちサムスンは、中国メーカーの台頭により、伸び率が6%に低下した。ただし、同社の出荷台数はノキア、アップル、LGの合計よりも多く、依然ダントツだ。
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