米半導体大手のインテルが2014年7月15日に発表した今年4~6月期の決算(PDF書類)は純利益が27億9600万ドルとなり、1年前に比べ40%増加した。
法人市場でパソコン需要回復
マイクロプロセッサーの四半期出荷個数が過去最高を更新するなどパソコン向け半導体販売が伸びたほか、サーバーなどのデータセンター向け事業も好調だった。
インテルは世界の大半のパソコンにマイクロプロセッサーを供給している。だが、ここしばらくはタブレット端末などモバイル端末の人気の高まりでパソコン販売が低迷、同社の業績に影響を及ぼしていた。
そうした中、パソコン市場は回復の兆しが表れている。
先頃市場調査会社の米ガートナーが公表した今年4~6月期の世界パソコン出荷台数は7576万台で、1年前から0.1%増加した。伸び率はごくわずかで、横ばいという状態だが、8四半期続いた前年割れにようやく歯止めがかかった。
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