米国の市場調査会社eマーケターのリポートによると、米国発の写真SNS「ピンタレスト(Pinterest)」は、マーケティングツールとしての可能性が大いにあり、オンライン広告を成功させることができれば、大きな成長が見込めるという。
フェイスブックやツイッターとは異なるSNS
eマーケターによると、今のところピンタレストの利用者は約7割が米国人。米国の月間利用者数は昨年時点で4230万人だったが、今年は4710万人になると、eマーケターは見ている。
先頃、公表された米フェイスブックの月間利用者数は13億9000万人、米ツイッターの月間利用者数は2億8800万人。
これらに比べるとピンタレストの規模は小さいが、同サービスの利用者は商品の好みや、購買意欲、計画などを積極的に共有しており、ほかのSNSとは異なる特徴があるという。
eマーケターによると、昨年は米国SNS利用者の24.4%、米国インターネット利用者の16.7%が、1カ月に一度以上ピンタレストを利用した。これが今年はそれぞれ26.1%、18.1%になるという。
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