先週、米アマゾン・ドットコムが、ドローン(無人飛行機)の屋外試験飛行が可能になる「実験的耐空証明書」を取得したと伝えられた。
アマゾンの計画阻む米当局の規制案
アマゾンは、ドローンを使った商品配送システム「Amazon Prime Air」の開発を進めており、その試験飛行に必要な同証明証を昨年夏に米連邦航空局(FAA)に申請していたが、それがようやく下りたというわけだ。
ただし米国では現在、ドローンの商用飛行は原則禁止されている。
またドローンの屋外飛行を巡っては、今のところ厳しい条件があり、アマゾンが計画しているような商品配送が可能になるのは、数年先と言われている。
これに先立つ今年2月、FAAは、ドローンの使用に関する規則の原案を公表したが、これに盛り込まれた条件は次のようなものだった。
(1)飛行には1機当たり1人の操縦者が必要で、高度は操縦者が視認できる500フィート(約152メートル)以下
(2)飛行速度は時速100マイル(約160キロ)以下
(3)飛行時間は日の出から日没まで(夜間の飛行は禁止)
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「ドローンの商用利用は遠い未来の話? 現段階では技術的な課題が山積と専門家指摘」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。