米アップルが4月に発売する腕時計型端末「Apple Watch」は、製造工程の一部に問題があり、出荷個数が当初計画の半数になる可能性があると、台湾の聯合報(United Daily News)が伝えている。
それによると、Apple Watchは製造工程において2つの問題を抱えているという。1つはディスプレイ。
聯合報によるとApple Watchは、バックライトが不要な有機ELディスプレイ(OLED)を搭載するが、その歩留まりが悪いのだという。
現在のところこのディスプレイパネルを供給しているのは、韓国LGディスプレイ。しかし同社工場におけるApple Watch用ディスプレイパネルの歩留まり率は30~40%と、低い水準にとどまっているという。
アジアの工場で生産遅延か?
もう1つの問題は、組み立て工程。Apple Watchの組み立てを一手に引き受けるのは台湾クアンタ・コンピュータ(広達電脳)だが、Apple Watchはこれまでになく小さく、精密な構造のため、同社での組み立て作業が当初の予定どおり進まず、生産に遅れが生じているという。
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