米国の市場調査会社IHSがこのほどまとめたリポートによると、スマートウオッチと呼ばれる腕時計型ウエアラブル端末の世界出荷台数は、昨年の360万台から、2020年には1億100万台に拡大する見通しだという。
スマートウオッチは大手スマートフォンメーカーにとって、新たな収入源となり得る重要なアクセサリー機器だという。
同社によると昨年のスマートウオッチとスマートフォンの出荷台数比率は1対500だった。この差は2020年に1対20にまで縮まると予測している。
Apple Watch、今年の出荷台数1900万台?
ただしIHSがその前提としているは、米アップルが先月発売した「Apple Watch」の成功だ。
アップルがこれまで行った宣伝活動は、スマートウオッチの認知度向上に役立ったほか、消費者に対し、スマートウオッチを利用することのメリットを分かりやすく説明した。ライバルメーカーはこうしたアップルのマーケティング活動の恩恵を受けることになるとIHSは指摘している。
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