米アップルが全地球測位システム(GPS)の技術を手がける米国の新興企業を買収したと、海外メディアが伝えている。
この企業は、コヒーレント・ナビゲーション(Coherent Navigation)といい、スタンフォード大学とコーネル大学出身のエンジニアらによって2008年に設立された。同社は商用ナビゲーションサービスの研究開発を行っていた。
数センチ単位の精度を持つGPS
米ニューヨーク・タイムズや米マックルーマーズなどの報道によると、現在我々がカーナビゲーションシステムやスマートフォンなどで利用しているGPSは、3~5メートル単位の精度を持つが、コヒーレントのサービスは、わずか数センチメートル単位の精密な測位を可能にする「High Integrity GPS (iGPS)」をベースにしている。
これは、中軌道を回る従来のGPS衛星と、低軌道を回る米イリジウムコミュニケーションズの通信衛星の信号を組み合わせて実現するという。
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