米国の書店大手ボーダーズ・グループが日本の民事再生法に当たる連邦破産法11条(チャプター11)の適用を申請した。昨年12月25日時点での負債総額は12億9000万ドル。
同社は米バーンズ&ノーブルに次ぐ米国2位の書店チェーンで、従業員数は1万9500人。全米で650の店舗を持つが、そのうち3割の不採算店、約200店を数週間以内に閉鎖する。
米ゼネラル・エレクトリック(GE)傘下のGEキャピタルから5億500万ドルのつなぎ融資を受け、コスト削減を図りながら経営再建を目指すとしている。
経営破綻の理由は様々にあるようだが、米欧のメディアは、米アマゾン・ドットコムなどのインターネット書籍販売や電子書籍の台頭が背景にあると報じている。
また競合のバーンズ&ノーブルや大型ディスカウント店の米ウォルマート・ストアーズなど至るところで書籍が購入できるようになり、市場競争が激化している。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「米書店チェーン2位のボーダーズが経営破綻 ネット販売や電子書籍の台頭が経営を圧迫」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。