米ウォールストリート・ジャーナルや米フォーブス、英フィナンシャル・タイムズなどの海外メディアの報道によると、米アップルはこのほど、人工知能(AI)の技術を手がける米国の新興企業を買収したという。
狙いは「Siri」やEVへの導入か
買収したのは「エモティエント(Emotient)」という、2012年に設立された米カリフォルニア州サンディエゴの企業。同社は、人の顔の表情を分析し、感情を読み取る技術を開発しているという。
アップルがこのエモティエントの技術を今後どう使うのかは分からない。ただ、アップルは「Titan」と呼ぶ、秘密の電気自動車(EV)開発プロジェクトを進めているとも言われており、かねてこうしたAI分野に投資してきた。
このニュースを最初に伝えたウォールストリート・ジャーナルによると、アップルは2014年に顔の表情などの様々な情報から人の気分を分析、認識するソフトウエアシステムに関する特許を申請した。
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