米アマゾン・ドットコムが映画などの映像コンテンツの配信サービスで攻勢をかけている。同社は2月22日、米国で提供している商品配送優遇プログラムの会員に対して追加料金なしで映像コンテンツのサービスを提供すると発表した。
同社には「アマゾン・インスタント・ビデオ」というサービスがあり、映画やテレビ番組など約9000作品を用意し、レンタルや売り切りといった形で提供している。
料金は映画のレンタルの場合で1作品1~5ドル程度、売り切りの場合で10~15ドル程度。前者は作品ごとに異なるがおおむね1日~数日間のレンタル期間を設けており、後者には視聴期限がなく複数の機器で視聴できるという違いがある。
商品配送優遇プログラムの会員には、このうちの約5000作品を追加料金なしで楽しめるようにする。コンテンツはパソコンのウェブブラウザーのほか、テレビや、セットトップボックス(STB)、プルーレイディスクプレーヤーなど約200機種のインターネット接続可能な対応機器で視聴できるが、現時点では作品のダウンロードはできず、すべてストリーミング配信となる。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾン、映画配信事業で風変わりなアプローチ ネット通販との相乗効果狙う」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。