ここ最近は、世界最大と言われる中国のスマートフォン市場に成長減速の傾向が表れ、これに伴い世界のスマートフォン販売は伸び率が著しく低下している。
またタブレット端末は、業界最大手である米アップルのiPad販売台数が、8四半期連続で前年実績を下回った。こうしたことからこれらモバイル機器の市場は、かつてのような成長が見込めなくなったと言われている。
だが、米国ではこうしたモバイル機器のユーザーが小幅ながらも堅調に増え続けているという。
モバイルのみの利用者、3110万人に
米国の市場調査会社、eマーケターのリポートによると、米国人がインターネットにアクセスする際に使う機器は、パソコンが減り、スマートフォンやタブレットなどのモバイル機器が増える傾向にあるという。
同社の推計によると、今年の米国インターネット人口は2億6560万人。このうち88.3%の人がパソコンを使ってインターネットにアクセスするが、この比率は2011年時点の97.3%から大きく低下するという。
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