米国の市場調査会社IDCがこのほど公表した最新リポートによると、今年4~6月期における世界のタブレット端末出荷台数(速報値)は3870万台となり、1年前の4410万台から12.3%減少した。
7四半期連続の前年割れ
この市場では、メーカー各社がプロダクティビティ(生産性)用途の端末へと重点をシフトする中、消費者の買い控えが続いているという。
今回のIDCのリポートでは、これまでの出荷台数推移について触れていないが、この話題について報じている米シーネットによると、タブレットの四半期出荷台数は2014年10~12月期に初めて前年実績を下回り、その後7四半期連続で前年割れとなった。
その理由は様々あるが、主に大型画面スマートフォンの普及や、消費者の買い替えサイクル長期化、最新モデルに魅力的な新機能が少ないことなどが背景にあるとシーネットは伝えている。
アップル、出荷台数減少もシェアは拡大
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「世界のタブレット端末市場、出荷台数またもや減少 アップルは前年割れも首位を維持」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。