米国の市場調査会社、ガートナーがこのほど公表した最新リポートによると、パソコン、タブレット端末、携帯電話を合わせた今年(2016年)の世界出荷台数は23億2900万台となり、昨年実績から3%減少するという。
PCは8%減、タブレットは9.7%減 これら機器の合計出荷台数は昨年、前年比で0.75%減少しており、これで2年連続前年割れになると同社は予測している。
そして、これら機器の落ち込み幅は今後5年で若干縮小するものの、横ばいに近づくだけで、しばらくはプラス成長に転じることはないとガートナーは予測している。
同社が予測する今年の機器別出荷台数は、パソコンが2億6500万台で、昨年実績から8%減少する見通し。
同社はパソコン市場を、デスクトップパソコンやノートパソコンといった「従来型パソコン」と、薄型高性能の「ウルトラモバイル(プレミアム)」に分けて分析している。
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