米CNBCが伝えるところによると、米アマゾン・ドットコムは、機械翻訳システムを社外の開発者などに貸し出すサービスを始める計画という。
同社は2015年に、サファバ・トランズレーション・ソリューションズという米国の新興企業を買収しており、その共同創業者が、現在アマゾンの機械翻訳研究開発部門を率いている。
そうした技術を利用して、同社は自社の機械翻訳システムを構築しており、これを、例えばeコマース事業で商品情報を複数言語に翻訳したりすることなどに利用している。
今後はこれを、同社のクラウドサービス事業、AWS(アマゾンウェブサービス)を通じて社外に提供し、企業がウェブサイトやアプリなどを多言語化する際に、利用できるようにするという。
アマゾンのクラウド事業
アマゾンのクラウドは、もともと自社のeコマース向けシステムのために開発されたものだが、同社はこれを他の企業に提供する事業を行っている。使用した分だけを支払うという料金プランや、初期投資費用が抑えられるといったメリットが好評で、大手企業も次々導入するなど、このビジネスはアマゾンの稼ぎ頭となっている。
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