中国でそのソーシャルメディアが遮断されている米フェイスブックは、同国でのサービスを再開させるべく動き出したようだと、米メディアが伝えている。
ガバメント・リレーションズ部門でベテラン起用
米ニューヨーク・タイムズによるとフェイスブックは現在、上海でオフィススペースを探している。その目的は、同社が2016年4月に立ち上げたハードウエア開発部門「Building 8」のスタッフを同国に配置すること。
だが同社のマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は、かねて、その創業理念である「『世界をよりオープンに、よりつなげる』ことは、中国抜きでは実現できない」と述べており、おそらく同社の本当の狙いは、中国市場でのサービス再開だとニューヨーク・タイムズは伝えている。
また、米ウォールストリート・ジャーナルは、フェイスブックが、米リンクトインの中国事業を担当していた、ウイリアム・シュアイ氏という人物を雇い入れたと報じている。シュアイ氏は今後、その実績を生かし、フェイスブックのガバメント・リレーションズ(中国の政府高官などと関係を築く)部門を率いていくという。
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