英フィナンシャル・タイムズが伝えるところによると、米アマゾン・ドットコムは、同社の音声アシスタントサービス「Alexa」を利用できる、メガネ型のウエアラブル機器を開発しているという。
骨伝導システム搭載でイヤホン不要
アマゾンは同じく、「Lab 126」と呼ばれるその秘密の研究開発部門で、家庭用のセキュリティーカメラシステムも開発しており、こちらもAlexaと連携する。そして、これら2つの製品は、年内にも、スピーカー型音声アシタント機器「Amazon Echo」シリーズの新モデルとともに市場投入されると、アマゾンの計画に詳しい関係者は話している。
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このうち、メガネ型のウエアラブル機器は、スマートフォンと無線接続して利用する。ただし、グーグルが手がけている製品とは異なり、レンズ部分に情報を表示しない。その代わり、骨伝導音声システムを搭載し、ユーザーは音声でAlexaを利用できるという。
事情に詳しい関係者によると、アマゾンの機器は一般的なメガネと変わりがなく、違和感がなく身に着けられる。また、骨伝導スピーカーを採用しているため、イヤホンを装着する必要がない。さらに、カメラも搭載しないため、かつてグーグルが、メガネ型ウエアラブル機器「Google Glass」で批判されたような、プライバシー侵害問題もないという。
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