世界のインターネット広告市場で、その広告収入が最も多い企業は、検索最大手の米グーグル。そしてこれに次ぐのが、ソーシャルメディア最大手の米フェイスブックだ。
グーグルは44%、フェイスブックは18%
このことは、よく知られていることだが、英国の市場調査会社WARCが、このほどまとめた最新レポートによると、両社の今年(2017年)における広告収入シェアは、昨年に続き拡大する見通しだ。
WARCが推計する、グーグルの世界インターネット広告市場における、今年の広告収入シェアは44%になる見通し。一方、フェイスブックは18%を占めるとしている。つまり、両社を合わせたシェアは61%となり、昨年の58%から拡大すると、WARCは見ている。
世界広告市場全体の4分の1が2社に
さらに興味深いのは、両社のネット広告収入の、広告市場全体に占める比率だ。広告市場全体とは、ネット広告に加え、テレビ、新聞、雑誌、ラジオ、屋外広告などを含む、世界の全広告売上高のこと。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「さらに進むグーグルとフェイスブックの複占状態 2社で世界ネット広告市場の6割超を占める」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。