いち早くAIスピーカーを投入し、この市場で圧倒的な首位の座を維持している米アマゾン・ドットコム。だが、同社はその地位に安住することなく、ライバルの追随をはね除けようと、さらなる攻勢を掛けている。
自ら価格競争を仕掛けるアマゾン
同社は、この年末商戦に、AIスピーカーシリーズ「Echo」を大幅値下げして販売した。例えば、標準モデルのEchoは、99.99ドルから79.99ドルに、小型モデルの「Echo Dot」は、49.99ドルから29.99ドルに、そして、大型モデルの「Echo Plus」は、149.99ドルから119.99ドルに、といった具合だ(アマゾン・ドットコムのウェブサイト)。
同社がEchoの初代モデルを米国の一部の顧客に発売したのは、2014年11月。その翌年、Echoの一般向け販売が始まったが、それ以降、同社は度重なる値下げを実施。今では標準モデルの価格が、当初の半値以下になった。
米ウォールストリート・ジャーナルによると、こうしてアマゾンは、先行する立場でありながら、自ら価格競争を仕掛け、ライバルのビジネスを難しいものにしている。
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