米アマゾン・ドットコムが、防犯カメラやビデオドアホンなど、住宅用のセキュリティ機器を手がける米国の新興企業を買収した。
100万ドルの資金調達に成功した新興企業
その目的は分かっていないが、「Amazon Echo」をはじめとするAI(人工知能)アシスタントの分野で、スマートホーム関連のサービスや製品に注力していくことが、狙いではないかと、海外メディアは報じている。
アマゾンが買収した企業は、ブリンク(Blink)と言い、マサチューセッツ州ボストンから30キロメートル離れたアンドーバーに本社がある。従業員50人ほどの小さな企業で、創業は2014年。クラウドファンディングで100万ドル(約1億1300万円)の資金を調達し、2016年に本格的な事業を開始した。
安さが売り文句のセキュリティ機器
ブリンクの製品には、屋内や屋外に設置するセキュリティカメラがあるが、他社製品との違いは、価格が99ドルからと安価なこと。配線が一切不要で、設置が容易なことも同社製品の特徴。カメラが捉えた映像は、Wi-Fi経由で利用者のスマートフォンに映し出す。単3電池2個で、1年稼働するという点も優れていると米ザ・バージは伝えている。
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