米アップルの「iPhone」は、今年(2018年)1~3月期の市場シェアが1年前の14.4%から、15.1%に拡大した。
スマートフォン市場が減速し、iPhoneももはや成長が見込めないと懸念されていたが、この端末は、依然、堅調に伸びているようだ。
米国の市場調査会社、ストラテジーアナリティクスが、こうしたレポートを5月1日に公表した。
サムスン、首位になるも台数は減少
ストラテジーアナリティクスによると、今年1~3月期におけるスマートフォンの世界出荷台数は、3億4540万台で、1年前から2%減少した。同社はその要因として、(1)消費者の買い替え周期の長期化、(2)通信事業者によるサブシディ(助成金)販売モデルの減少、(3)ハードウエアデザインにおける新奇性の欠如を挙げている。
出荷台数のランキングを見ると、韓国サムスン電子が、7820万台を出荷し、首位となった。同社は、昨年10~12月期にトップの座をアップルに明け渡したが、1~3月期は、22.6%のシェアで、首位に返り咲いた。ただし同社の出荷台数は、1年前から2%減少している。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「iPhone、スマホ市場が伸び悩む中、シェアを拡大 台数は小幅な伸びにとどまるも、単価上昇で売り上げ増」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。