アマゾン・ドットコムは6月28日、処方薬のネット販売を手がける米国の新興企業ピルパック(PillPack)を買収することで、両社が合意したと発表した。
買収額10億ドル、年内に手続き完了する見通し
買収金額など取引詳細については明かしていないが、米ウォールストリート・ジャーナルなどの報道によると、アマゾンは、約10億ドル(約1100億円)の現金でピルパックを買収する。
今後、規制当局などの承認を経て、今年(2018年)中にも買収手続きを完了する見通しだ。この買収により、4000億ドル超の規模と言われる米国のドラッグストア市場に、直接的な影響が及びそうだと、ウォールストリート・ジャーナルは伝えている。
処方薬を全米に宅配
ピルパック(PillPack)はその名が示すとおり、処方薬を一包化(1回の服用に必要な複数の薬を1袋にまとめる)して提供している企業。患者が医師からもらった処方箋をネットで受け付け、包装済みの処方薬をハワイを除く米全州に宅配している。
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