米国の市場調査会社IDCが、このほど公表したレポートによると、今年(2018年)4~6月期における中国のスマートフォン出荷台数は1億500万台となり、1年前から5.9%減少した。
中国スマホ市場に明るい材料
IDCは先のレポートで、世界最大のスマートフォン市場である中国の低迷により、世界全体の出荷台数が減少したと報告していた。中国の出荷台数は、今年1~3月期に1億台を下回った。これは、2013年10~12月以降初めてのことだった。
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しかし、この4~6月期は、1億台を上回り、減少幅が縮小した。大手メーカーの新製品が市場投入され、これまで動きが鈍っていた販売チャネルが正常な状態に戻ったという。
また4~6月期は、中国スマートフォン市場にとってもう1つ明るい材料があった。それは平均販売価格が1年前から15%上昇したこと。
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