米国ネット広告費、今年は19%増の14.3兆円へ
米国の市場調査会社eマーケターの推計によると、今年(2019年)の米国におけるインターネット広告(オンライン広告)への支出額は、前年から19%増加し、1293億4000万ドル(14兆3400億円)となる見通し。
この金額は、今年の米国全広告費の54.2%を占める。米国では今年、初めてネット広告への支出額が、オフライン広告(テレビや新聞などの従来型広告)を上回るという。ネット広告は、今後も拡大の一途をたどり、2023年には全広告費の3分の2以上を占めると、同社は予測している。
ネット広告の中で成長が著しいのは、スマートフォンやタブレット端末に表示されるモバイル広告だ。その今年の広告費は、870億6000万ドル(9兆6500億円)で、全ネット広告の3分の2以上を占めるという。
2強のグーグルとFB、合計シェアが初めて低下
世界最大のネット広告市場である米国では、依然、米グーグルと米フェイスブック(FB)による複占が続いている。その昨年における広告収入シェアは、グーグルが38.2%、フェイスブックが21.8%。この2社で米ネット広告の60%を占める。
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