米アマゾン・ドットコムが、新たな食品スーパーのチェーン展開を計画していると、先ごろ米ウォールストリート・ジャーナルが報じたが、その後の報道よると、同社はこのスーパーで、化粧品などのパーソナルケア製品も取り扱う計画だ。
“おいしい商材”、アマゾンも気づいた
メイクアップ、スキンケア、ヘアケアといったパーソナルケア製品は、スーパーマーケットの売り上げに占める比率が低い。しかし、食品などに比べ、高い利益が見込めるため、スーパーにとって重要な商材になっている。
アマゾンは、2016年半ばからプライベートブランド(PB)の展開を本格化させているが、最近は、パーソナルケア分野のPB商品を増やしている。ヘルスケアとパーソナルケア製品は、アマゾンのネット通販における消費財の中で、最大の収入源となっている。昨年(2018年)は、その売上高が50億ドル(約5600億円)に上った。
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今後、アマゾンが計画しているチェーン展開が進み、品ぞろえに、こうした商品が加えられれば、確実に大手スーパーの利益が損なわれることになると、ウォールストリート・ジャーナルは伝えている。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾン、そもそも、なぜ実店舗展開を加速するのか 米メディアにスクープされた大規模出店計画は、紛れもなく競合スーパーへの脅威」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。