クラウド市場、前年比46%増と急成長
シンガポールに本部を置く市場調査会社カナリスが、まとめたレポートによると、昨年(2018年)10~12月におけるクラウドコンピューティングサービス(クラウド・インフラサービス)への世界支出額は、227億ドル(約2兆5300億円)で、1年前から約45.6%増加した。
「この市場は、IT産業の中で最も重要なセクターの1つ。成長が目覚ましいだけでなく、市場規模も巨大になってきた」と、同社は指摘している。
クラウド・インフラサービスは、企業のデジタル変革を後押しする中心的なサービスと捉えられている。企業はこれを使い、新たなネットサービスを開発・提供したり、IoT(モノのインターネット)の環境基盤を構築したり、ビッグデータを解析したり、AI(人工知能)を利用したオートメーション化を進めたりしている。
後塵を拝す名だたるテクノロジー企業
この市場には、世界のさまざまなテクノロジー企業が参入しているが、その中で、最も成功しているのが米アマゾン・ドットコムである。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「グーグル、MS、アリババも、アマゾンにはかなわない 8.9兆円のクラウド市場で最大のシェアを握るeコマースの巨人」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。