米郵政公社(USPS)は5月21日から2週間かけて、自動運転トラックによる郵便物の長距離輸送実験を行う。
1600キロメートルの長距離輸送
これは、アリゾナ州フェニックスと、テキサス州ダラスの配送センター間を、3つの州間幹線道路を通って走行するというもので、その距離は約1000マイル(約1600キロメートル)。片道22時間かけて郵便物を運び、2週間の実験期間中に5往復する。
実験では、運転席にドライバーが、助手席にエンジニアが座る。高速走行が可能な幹線道路では、自動運転モードに切り替え、ドライバーが運転状況を常に見守る。一方、エンジニアは、自動運転システムの動きを監視し、システムが何を検知し、次にどのような操作を意図しているのかをドライバーに伝える。
この実験で使用する車両は、米カリフォルニア州サンディエゴに拠点を置く新興企業トゥーシンプル(TuSimple)が、米ピータービルト社のトラックをベースに開発した。
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