米国の市場調査会社ガートナーがまとめた世界スマートフォン販売統計(小売りベース)によると、今年(2019年)1~3月の販売台数は3億7300万台となり、1年前の同じ時期から2.7%減少した。
米国15.8%減、中国3.2%減
高価格帯モデルへの需要は、依然として低いまま。そのため、この分野の製品に力を入れている韓国サムスン電子と米アップルが打撃を受けているという。
一方、低価格帯モデルは、フィーチャーフォン(従来型携帯電話)からの買い替えが進まず、こちらも低迷している。
各社の旗艦モデルは、価格が上昇しているにもかかわらず、技術革新のスピードが遅い。このことが消費者の買い替えサイクル長期化をもたらしていると、ガートナーは分析している。
また、スマートフォンの販売台数が多い上位2カ国は、米国と中国だが、この1~3月の販売台数は、それぞれ15.8%、 3.2%減少した。
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