米ウォールストリート・ジャーナルによると、米アマゾン・ドットコムは6月第3週にビデオゲーム制作部門で数十人の従業員を削減したという。
アマゾンのゲーム・スタジオとは
2012年に設置した「アマゾン・ゲーム・スタジオ」という部門のリストラで、同社の広報担当者は、「当社は現在2つのゲームタイトルの開発と、新規プロジェクトに注力しており、そのための組織再編を進めている」と話している。
アマゾン・ゲーム・スタジオは現在、米ワシントン州シアトルの本社内と、カリフォルニア州のサンディエゴ、アーバインにそれぞれスタジオを持ち、約800人の従業員を抱えている。
同部門は当初、外部開発者のモバイルゲームを市場投入するという事業に注力していたが、2015年に独自のパソコン用ゲームを開発するという方針を打ち出した。2016年には、大型ゲーム3作品の開発を進めていることを明らかにしたが、そのうちの1つはすでに開発を中止している。
また、同社は、著名なゲームデザイナーを2人雇い入れたが、いずれも昨年、同社を去ったとウォールストリート・ジャーナルは伝えている。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾン、ゲーム制作事業も失敗か、人員削減を実施 大型ゲームに挑むも開発は難航」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。