米アマゾン・ドットコムがインドで料理の宅配(フードデリバリーサービス)事業を計画していると、ロイター通信が報じている。
急成長のインド・フードデリバリー市場
同国では9月に祝祭シーズンが始まるが、それよりも前にサービスを立ち上げることを目指しているという。アマゾンはインドIT業界の大物実業家、ナラヤナ・ムルティ氏が設立したカタマランという企業と提携する。すでに人材の採用も始めているという。
インドでは中間所得者の増大に伴い、フードデリバリー市場が拡大している。同国のコンサルタント会社レッドシアー・マネジメント・コンサルティングによると、昨年(2018年)の注文数は約2.8倍に増大した。
アマゾンは2016年7月にインドで有料会員プログラム「Prime」を始めた。2017年にはAIスピーカー「Echo」を同国でも発売。現在は約3割のシェアを持つ同国第2位のeコマース企業となっている。米ウォルマート傘下のeコマース最大手のフリップカートとアマゾンは次々と新サービスを展開し、顧客の囲い込みを図っている。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾンが再挑戦するフードデリバリー 米英で事業撤退も、急成長のインドで大物実業家とタッグ」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。