米国の市場調査会社IDCが7月31日に公表したスマートフォン市場に関する調査レポートによると、4~6月(2019年)に世界で出荷されたスマートフォンの台数は3億3320万台となり、1年前から2.3%減少した。
中国市場に回復の兆し
スマートフォンの世界出荷台数はこれで7四半期連続の前年割れとなった。世界最大の市場である中国と、それに次ぐ規模の米国はともに減少幅が過去最大となった。ただし、中国は上半期を通して減速傾向が和らぎ、いくらか回復の兆しがみられたという。
また、アジア太平洋地域(日本と中国を除く)はインドと東南アジアの多くの市場の成長に支えられ、前年同期から約3%増加した。
メーカー別出荷台数を見ると、首位の韓国サムスン電子が7550万台、2位の中国ファーウェイ(華為技術)が5870万台、3位の米アップルが3380万台だった。
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