米ウォール・ストリート・ジャーナルによると、米アップルは自社制作する映画を劇場で公開すべく、映画館チェーンなどの幹部らと協議したという。
大物クリエーターを引き込む
同社は今年11月1日にサブスクリプション形式(定額制)の動画配信サービス「Apple TV+」を始める。自社制作作品を映画館で公開し、数週間にわたり上映した後、同サービスで配信するのだという。
2020年の半ばの劇場公開を予定している作品の中には、ソフィア・コッポラ監督の「オン・ザ・ロックス」があると、事情に詳しい関係者は話している。
iPhoneメーカーのアップルがなぜ、このような段階を経て自社ネットサービスで映画を配信するのか。それはコッポラ監督のような著名監督や大物プロデューサーを引き込みたいからだという。
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、著名クリエーターは自身を映画人として扱ってもらいたく、その作品は劇場公開されるべきだと考えているという。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アップルが自社制作映画を劇場公開する事情 競争激化する動画配信、先行する競合に追い着けるのか」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。