米CNBCによると、米アマゾン・ドット・コムはレジ精算のないコンビニエンスストア「Amazon Go」の決済システムを他社に売り込もうとしているという。
映画館チェーンなどと交渉中
空港内でサンドイッチやサラダなどを販売している「CIBO Express」の運営会社である米OTGや映画館チェーン「リーガル・シネマズ」を傘下に持つ英シネワールド・グループに提案しているとCNBCは伝えている。アマゾンは野球場の売店にもこのシステムを提供したい考えだという。
これにより同社は新たなビジネスモデルを模索している。決済システムを他社店舗に導入する費用として、商品の販売額から一定の比率の手数料を受け取る、あるいは初期費用と月額料金を徴収するといった料金モデルを考えている。
来年(2020年)1~3月中にも顧客店舗への装置の設置を開始し、年末までに数百の店舗でシステムを稼働させたい考えだと事情に詳しい関係者は話している。
Amazon Goでは、顧客がスマートフォンに入れた専用アプリでQRコードを表示し、それを駅の改札口のようなチェックインレーンにかざして店に入る。買いたいものを棚から取り、店から出ると、クレジットカード情報が登録されたアマゾンアカウントで自動精算される。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「アマゾン、新たな収益源を発見か レジなし決済システム、映画館や空港店舗への導入を提案」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。