米グーグル傘下の動画共有サイト「ユーチューブ(YouTube)」が、ネットテレビの中心的存在になることを目指して、コンテンツの獲得やサイトの刷新などを計画中だと米ウォールストリート・ジャーナルが報じている。
同紙は情報に詳しい関係者の話として、ユーチューブがサービス内の20ほどのサイトで、プロが制作した長時間の番組コンテンツを週替わりで配信する計画だと報じている。ユーチューブはその制作費に最大1億ドルを投じるという。
競争激化の米ネット映像配信サービス
ユーチューブの目的は、競争が激化するインターネット映像配信サービスの市場で、ライバル企業からユーザーを奪うこと。米国にはネットフリックス(Netflix)やフールー(Hulu)といった新興企業があり、これらのユーザー数は急速に伸びている。
ネットフリックスは先頃、映画・テレビ番組制作大手の米ライオンズゲートから人気テレビドラマ「マッドメン」のネット配信権を獲得して話題となった。また米アマゾン・ドットコムも有料サービス会員に映画を追加料金なしで配信するなど、この分野で攻勢をかけている。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「ユーチューブの模索はまだ続く オリジナルコンテンツで映画やテレビに対抗へ」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。